【OTC取引】

株式相場のような取引所を仲介せず、売り手と買い手が1対1の関係で取引することです。相対取引とも言います。


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12日の東京株式市場前場は、日経平均株価が前日終値比43円57銭高の9915円25銭と5日続伸。

TOPIXは同0.54ポイント安の871.75だった。

東証1部の出来高は概算で7億7835万株、売買代金は5305億円と、市場エネルギーが極めて乏しい中での商いとなった。

前日の米国市場は、NYダウ工業30種平均が6日続伸、ハイテク比率が高いナスダック総合とS&P500種株価指数も反発した。

ダラス地区連銀のフィッシャー総裁が現在の超低金利政策が長期化するとの見通しを示したことから、株式市場に資金が流入。

中国の10月の工業生産が前年同月比で16.1%という高い伸び率を示したことも株価押し上げの要因となったもよう。

金融や素材関連を中心に値上がりが目立った。

本日朝方の外国証券経由の売買動向は、10社ベースで売りが1590万株、買いが1990万株で、差し引き400万株で3日連続の買い越しとなった。

こうした流れを受け、東京市場は日経平均が前日終値比49円高の9921円と小高く寄り付いた。

9時23分には同72円高の9943円まで上昇したが、上げ一服の後は前引けまで高値でのモミ合いに終始した。

為替の円高傾向に一服感が見られるものの、主要各社の為替想定に比べると依然として円高水準にあることは変わらず、企業業績にとっては逆風が続いている。

大型ファイナンスへの警戒感も高まっており、世界的な株高傾向の中にあって日本市場の出遅れ感は一層強まっている。

東証33業種別では、値上がりが精密、輸送用機器、石油など12業種、値下がりが空運、医薬、保険など19業種、変わらずが電気機器、情報・通信の2業種。

輸出関連を中心に値上がりした一方、ディフェンシブ株が冴えない展開だった。

個別銘柄では、今10年3月期の業績予想を上方修正したCSKホールディングスが値上がり率のトップ。

ほかにも、明和地所やタカラトミーなど上方修正組が上昇率の上位に入った。

一方、値下がり率のトップとなったのは山水電気。

今期業績予想を下方修正したユニデン、MSCI指数構成銘柄から外れた荏原などの下落が目立った。

後場の注目点は為替動向、アジア株の動きなど。

市場エネルギーがどこまで高まるかという点も重要な要素となろう。

市場周辺からは「日経平均オプション11月物の最終売買日ということもあり、どこまで買い戻しが入るか」(大手証券)という声も聞かれた。



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